最近のトラックバック

受験生諸君へ

2016年3月 8日 (火)

謙虚に淡々と

明日は岩手県公立高校入試。

20140902_175437


誰もが経験する15の春だ。もちろん受かるためにみんな頑張ってきたわけだけれど、残念ながら全員が合格するわけではない。

合格した生徒が優秀だとか、不合格の生徒が頭が悪いなんて決して思わないことだ。ちょっと運があったか、運がなかっただけのこと。

人生はむちゃくちゃ長い。いろんなことがある。暗記力がすべてじゃないし、テスト解法能力が幸福を保証するものでもない。

だから謙虚に淡々と生きていかなければならない。どこの高校に入るかが重要なのことではなくて、どれだけ自分が輝けるかが重要なのだ。

周りの環境におぼれることなく、自分がやりたいことを、楽しめることを、常に追求して行くスタンスを失わないで生きて行って欲しいな。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ ⇚ぽちっと一押しの応援お願い致します。

新学期のカリキュラムのご案内➡大験セミナー

2015年12月17日 (木)

受験勉強は人生の修行

12月も半ばを過ぎたけれど、一関市内は一度も雪が降らず、雪かきもすることもなく、雪道に難儀することもなく、穏やかな師走が過ぎている。

今週中学3年生は学校での三者面談。最終的な志望校の決定を迫られる時期だ。どこの高校に行くかで、将来の進むべき大雑把な道は決まる。しかしあくまでも大雑把なだけで、高校の進路がすべてではない。

私立高校・公立高校の推薦願書も提出の時期だ。大学も含め推薦制度に関しては様々な意見や批判もあるようだけれど、どんな形であれ、合格には変わりないわけで、自分の学力が足りないなと思うならば、安心せず受験生と同じく頑張ればよいわけで、春までの期間で巻き返しは出来ると思う。

受験指導をしてきて毎年思うことだけれど、波に乗るか乗らないかというのは大きい。勉強のコツと言うのは各人各様で、一概に受験雑誌に記載されているような王道が成功をもたらすとは限らない。

何気なく手にした問題集が、苦手な教科の攻略にバッチリなったり、勉強の時間帯を替えることによって、成績が一気に向上することもある。恋愛ゆえに勉強に集中できなくなる生徒がいるかと思うと、好きな人が出来て張り切る生徒もいる

勉強に与える影響は多種多様で計り知れない。家庭での両親の不和、家族関係の不調、学校での友人関係、さらには先生との相性など、受験生を取り巻く環境は、一喜一憂だ。

受験勉強は人生の修行だと思えばいんじゃないだろうか。修行だから困難や辛いことは当たり前。逃げれば逃げるほどつけはあとで回って来ると腹を決めて、今立ち向かって行くしかないと思う。

どうでもいいようなことを暗記しなければならないジレンマは、多くの人たちが通過してきた道だ。勉強なんて楽しくない。それは重々承知しているのだ。しかし、それを避けて他の道に進んでも、やはりどこかで勉強はついてくる。ラベルは変わっても、ベースは変わらないのだ。

他人は他人、自分のやれることを、コツコツとやることが、成功への一歩だと思うし、運を開いていく言わば王道だと思う。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ ⇚ぽちっと一押しの応援お願い致します。

新学期のカリキュラムのご案内➡大験セミナー

2015年12月 9日 (水)

僕らは彷徨える子羊ではない

一番怖いのはあなたとすれ違うこと。一番切ないのはあなたに会えないこと。一番悔しいのはあなたに伝わらないこと。一番楽しいのはあなたと一緒にいること。一番辛いのはあなたと別れてしまうこと。一番幸せなのはあなたと出会えたこと。そうやっていとも簡単に、そしてドラマチックに人生は過ぎて行く。

先月FBでこんなことをつぶやいてみた。僕らは偶然に生れてそして偶然に去って行くわけではない。きっと多くの人が気づいているのだろうけれど、ただ実感できないだけのことだと思う。

僕の人生は僕の人生のようであって、実はかかわるすべての人たちの人生なのだ。愛する人もそうじゃない人も、ひとつとして欠けていいピースはない。この世界を構築しているのは、すべての人が生きようとするエネルギーだ。そしてそのエネルギーは間違いなく感謝と慈しみで出来ている。

僕らは彷徨える子羊ではない。あまねく多くの愛によって生かされている存在だ。その本質は肉体と精神とそして気の遠くなるような愛のエネルギーで出来ている。

だから途中で投げ出してはいけないのだ。倒れても倒れても、自分の意志で道を歩まなければならない。心配はいらない、誰かが支えてくれる。誰かが抱き留めてくれる。それが人生なのだから。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ ⇚ぽちっと一押しの応援お願い致します。

新学期のカリキュラムのご案内➡大験セミナー

2015年6月25日 (木)

努力は努力する人間を裏切らない

高総体や中総体の地区予選が終った。県大会や東北大会に駒を進めなかった3年生は、実質的には引退ということになる。

今後は受験勉強への切り替えが急務だ。部活の余韻に浸りたい気分はやまやまだろうけれど、うだうだとした気分は捨てて、受験体制に自分を突入させなければならない。

安定した暮らしがすべてではないが、学歴や資格がなければ生きづらい社会であることは否定できない。そのためには、基礎学力は大切だ。

岩手県のようなのんびりした土地柄は、それはそれでいいところがいっぱいあるが、自分を鼓舞する場所が岩手に限定する人生ではないだろうと思う。

自分のやりたいことをやるためには、自分の能力を高めなければならない。至極当然のことだけれど、その努力を遂行する人間は少ない。成功する人間は努力の人間だ。

結果目標にたどり着かなくても、努力をあきらめてはいけない。努力は努力する人間を裏切らない。

世の中に運のない人間とか、才能がない人間などいない。努力をしたかしないかの総合性があるだけだ。やるべきことをやらないで運のせいや才能のせいにしてはいけない。

人間は確かに不平等な存在だけれど、努力はその不平等さを払拭する究極のツールだ。忘れないで欲しい。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ

新年度のカリキュラムのご案内➡大験セミナーHP

2014年10月26日 (日)

しょせん幻想に過ぎない

昨日、今日で一関市内の中学校の文化祭も終わった。

中学3年生は、受験に向けて追い込みの季節に突入する。受験勉強で一番難しいのが、精神管理だ。簡単に言ってしまえばやる気をいかに構築するかということなわけだけれど、受験勉強のもっとも大切なところである。

見栄やプライドも、受験勉強のモチベーションになりうるけれど、メッキはすぐに剥がれるもので、やはり大地にしっかりと足を踏みしめた目標が必要だ。

部活を第一優先で高校を決める生徒がいる。彼女が行くので僕もという生徒がいる。また親にここに入れと言われて、受ける生徒もいる。

志望理由の中で、この高校しか入れないからそこへ行くというのもある。受験志望の状況は多種多様だ。

高校に入ってから後悔しない選択肢であればいいのだけれど、それがなかなか難しい。レベルを落としたがゆえに、周りの学力の低さにがっかりしてやる気をなくすもの。背伸びをし過ぎたために授業についていけなくて、投げやりになるもの。入学後の新緑の季節に、愚痴が聞こえてくる。

まあでも僕が思うに、自分が入った高校は偶然じゃないということだ。目には見えない大きな人生の流れのなかで、翻弄されたように思える時代が、実は大きな学びの時期だったりする。

どこの学校でもいいだろうと思う。そこで全力投球すればいいことであって、学校のレベル云々という価値観は、しょせん幻想に過ぎない。

僕らのような初老期を迎えたむさ苦しいジジイになると、どこの学校をでたとか、成績がどうだったとか全く関係ない。ここまで生きてきた軌跡が全ての評価になる。

逆にいい年をして、高校名や大学名にこだわり続けるジジイをたまに見かけるが、僕に言わせればドンマイだ。ケツを洗って出なおして来な、という感じである。

物質的な価値観にがんじがらめになる人生もいただけないが、精神世界に浸りすぎて、現実という世界から逃避してしまうのもいただけない。

人生に於いて勉強は確かに必要なことだが、勉強そのものが目標になってしまっている人がいる。人のため社会のために、どう貢献するかを忘却した勉強は、単なるマスターベーションであって、ごくろうさんというところだろう。

自分がやっている勉強が役に立たないと思うなら、きっとその通りだろうと思う。役に立つことを早急に探すべきだ。

もし受験勉強をやっていて、『自分は何をやっているんだろうと』疑問に思ったら、その思いをぶつけてみることだ。家族でもいい。友人でもいい。僕のようなハゲ親父でもいい。時代を生きてきた人間は、きっと答えを持っている。

やけになってはいけない。しらけてもいけない。なぜならそれが一番目標を持てない状況に追い込んで行くからだ。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ

2013年12月18日 (水)

苦手なところにかぶりつきましょう

当塾の冬期講習も中学3年の午前コースがあと2名で定員になります。受講希望者はお急ぎ下さい。

午前が都合悪い場合は、午後コースに申し込み下さっても構いませんが、受験学年以外の午後コースも、席が残り少なくなっています。

今年の冬期講習は、定員を減らしました。教材も吟味しました。この冬休み、勝負してみませんか。

奇跡を起こすとは決して言いませんが、間違いなく進化は遂げると思います。たかが入試ですが、されど入試です。

誰もが不安はあるでしょう。不安を払拭するためには、頑張ればいいのです。まずは苦手なところにかぶりつきましょう。2月、3月になってしまうと、苦手分野には降りていけないものです。まさしく今でしょう。

英語の長文が読めないと嘆いているあなた、まずは自分の単語力を知って下さい。

簡単なことです。中学1年から3年までの教科書の中から、読めない単語、意味の分からない単語をまずはピックアップです。そしてその単語と向き合って下さい。逃げてはだめです。

数学はとにかく関数が勝負です。1次関数と2次関数の出題点数が岩手県はめちゃくちゃ高いです。融合問題に力を入れて下さい。

社会と理科は、暗記科目と言われますが、僕は違うと思います。ストーリーを構築して、物語として内容を掌握して頂きたい。地理にも物理にもそこはかとなく物語はあります。

国語は、文章読解のスピードが要求されます。問題を解かなくていいので、必ず毎日1題、入試の長文を読んで下さい。そして分からない言葉や表現は必ずチェックすること。問題が当たったはずれたというよりも、そっちの方が重要です。

県立高校入試まで3ヶ月をきりました。本当のラストスパートです。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ

2013年3月 7日 (木)

運良く合格した生徒、力及ばず不合格になった生徒たちへ~byとよ爺先生

国立大学の前期合格が発表になり、昨日は県立大学の合格発表だった。 不況の中、家計が大変で、国立志望が加速してきた。国公立大学はどこも狭き門である。

「私立大学は 入れられない」という親御さんの声が多い中、高校生たちは、それぞれの苦悩と希望が交差する季節を迎えている。

そして今日岩手県は、公立高校の入試だ。それぞれの春を迎える青春の日々。無駄な経験などない。成功という文字は、長い人生をかけて熟成して行くものだと思う。

塾屋の大先輩であり、僕のブログの師匠であるとよ爺先生が、数年前、高校入試に臨んだ受験生に送った記事、「運良く合格した生徒、力及ばず不合格になった生徒たちへ」というブログをアップした。とても感動する記事だった。今回またとよ爺先生がブログにて公開してくださった。ここに紹介したい。

運良く合格した生徒、力及ばず不合格になった生徒たちへ
私の住む神奈川は昨日、公立高校後期入試の発表があった。
まだ受験をする受験生たちも多少はいると思うのだが、ほとんどの受験生の高校受験は幕を閉じた。
受験というものは必然的に合格者と不合格者を生む。
そこで子どもたちは人生の厳しさを知るわけである。

心ない大人たちはその両者を勝者と敗者と呼ぶ。
特に私たちの同業者の一部の人たちは子どもたちにそういうレッテルを貼る。
単に受験で言うのなら、それは勝敗ではなく、合否であり、そんな呼び方は当てはまらない。

私の教え子にも今年は合格者と不合格者がいる。
彼らと正対していた3年間を考えると、私は人間のひとりとして勝者と敗者に分けることなど出来ない。
私の目の前で最後まで頑張っていた子どもたちは、私にとっては紛れもない勝者たちである。
あまり好きでない勉強を、時間を惜しんで頑張った子ばかりであり、不安や希望が交錯しながら、目まぐるしく過ぎていく時間の中で、失いそうになる自分自身と戦い続けた戦士たちである。
私に言わせれば、最後まで戦い続けたことが勝利であり、全員の生徒が勝利を勝ち取ったと思う。
高校受験で勝ち負けを言うことは非常に早計で意味のないことである。

受験生たちよ、心ない大人の言葉で傷つく必要などない。
君たちの戦いは始まったばかりであり、これからもっと人生の中で過酷で辛い戦いが待っている。
高校受験など、サッカーの試合で言えば、相手陣内に攻め込んだくらいのもの、
野球で言えば内野安打を打たれ程度のことである。
それを持って勝ち負けを言うのはおかしいことだし、「自分が勝者だ」とか、「敗者だ」とかを、言い放つのも思うのもおかしなことだ。

運良く合格になった者よ!
君たちはこれからの長い戦いの道の起点に立ったと言うだけだ。
違う道を選んだ者を蔑むことや批判することなど出来るはずもない。
自分の歩む道が決まったことを少しの間、喜んでも良いがその道がどこに行き着くかをこれから一生懸命、考えなければならない。
また目的地が決まっても、早く着くためには自分の全身に負荷をかけて歩かなければならないのだ。
ほとんどの道はまだまだ果てしなく続き、目的地には着くまでの道のりは長い。
違う道を選んだものを蔑んだり、批判したり、笑ったりすることはその時点で立ち止まっていることなのだ。
そんなことをしていれば、それはすでに違う道を行く者に抜かれているのかも知れないのだ。

力及ばず不合格になった者よ!
君たちは違う道の起点に立っただけだ。
そしてその道は歩き方さえ間違わなければ、どんなところにも必ず行けるはずだ。
君たちは今の逆境を乗り越えて、歩き始めた時点ですでに他者に差を付けていると思う。
今は自分の気持ちが塞いでいるかも知れないが、それを割り切った時点で君たちは勝者となる道を歩き始めたのと同じ事なのだ。
大事なことはその道をしっかり前を向いて、一歩一歩着実に踏み出すことなのだ。

運良く合格になった者よ、有頂天になってはいけない。
周りのライバルだった者の健闘を褒め称え、心から感謝をしろ!
そうすれば、君と一緒歩む者が増えて、君が方向を失うことはないだろう。


力及ばず不合格になった者よ!
君たちは敗者ではない、ここまで来れたことが勝者なのである。
ゆえにこういうときこそ、前を向いてしっかり一歩を踏み出しなさい!
君たちの受けた試練や経験は、その後の君たちの人生に大きな影響を及ぼすことになるだろう。
それをプラスに変えることが出来れば、むしろ君たちの方が一歩先に行ったことになる。
神様が君たちにくれたチャンスだと思え!

毎年、受験生たちを見ると、胸が熱くなり、涙がボロボロこぼれてくる。
一途に何かをしたり、何かを目指すの者は本当に美しいものだ。
君たちはみな選ばれた勝者であると言うことを忘れないで欲しいと思う。

とよ爺先生、素晴らしいエールをありがとう御座います。

 

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へこのブログが一人でも多くの皆様の心に届いて頂ければ幸いです。応援の一押しをお願いします。

2013年3月 6日 (水)

いざ出陣

Photo_2


明日は岩手県県立高校の入試です。

塾生の皆さん、やるだけのことはやりました。自信を持って臨みましょう。

だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ。

受験会場の校門をくぐる際には、高校にいらっしゃる受験の神様にご挨拶をお忘れなく。

「神様、今日無事に受験を迎えられたことに感謝します」

心で手を合わせ、会場に出陣してください。

上の写真の絵馬は、一関配志和神社境内にある天神様の絵馬の写真です。皆さんの合格を心より祈願して来ました。

君たちの願いを成就させましょう!おもいっきり!

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へこのブログが一人でも多くの皆様の心に届いて頂ければ幸いです。応援の一押しをお願いします。

2013年1月23日 (水)

これからが本当の勝負だ

 瀬戸内英語学院の山田先生のブログの文面を拝借させて頂く。
受験生諸君、これからが本当の勝負だ。
センターは終わった

 応援メイル最終に書いたことだが、再度ここに書いておこう。

1) センター直しである。誤って覚えていた場合、不完全であった場合、
 2次試験・私立試験のために十分にチェックして完璧な知識の再構築である。

2) センター関係の問題集・参考書は片付ける。紙袋に入れるとか、部屋の
 隅に積み上げる、ちょっとだけ視界に入る所に置く。「これだけはやった」と
 言う証のようなもんだ。

3) 2次試験・私立試験の過去問集を机の上におく
 明日朝一番に取りかかる教材を最も目のつくところに置いておかねば、だ。
 次の刺激剤である。

 センター試験は終了した。通過点である。後半に入る。

 さらなる勉強作業だ。

  頑張っていこう

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へこのブログが一人でも多くの皆様の心に届いて頂ければ幸いです。応援の一押しをお願いします。

2013年1月21日 (月)

失敗と成功

頑張って努力したことが報われないと思うことは多々あるだろう。

受験もそうだ。もちろん仕事もそうだ。

その結果が失敗だったのか成功だったのかは、実はすぐには分からないものだ。将来自分を振り返った時に、その答えは見つかる。

幸福感と言うものは、実に希薄なものだ。他人のちょっとした言葉や、その日の天気に左右されるほど希薄なものだ。そんな不安定なもののために、自分の価値を決めてしまうことは残念なことだ。

自分が持っていなくて他人が持っているものに人は憧れ、時にジェラシーを覚える。お金だったり、学歴だったり、恋人だったり、家庭だったり。

自分が持っているものに目を向けず、持たないことに意識が行ってしまう。それが現代社会の病理だ。

常に比較をして僕らは生きている。成績も、収入も、容姿も。そして勝手に自信を喪失し、自分の価値を貶めていく。

所有は幻想だ。たとえ広大な土地を手に入れたとしても、それは本当はあなたのものなんかじゃない。生きている間、ほんの一瞬借りているだけだ。その意味ではお金も家族も全く同様だ。僕らの所有物など何もない。

所有は傲慢さを生じさせ、自分の姿を見失う。

国境も領海も、そして土地の境界線さえも、本来は地球のどこにも存在しない。鳥や動物達や植物には、そんなものはない。人間だけが、理屈をつけて血を流している。実に愚かだ。

成功という言葉があるから、成功があると思っているだろうけれど、あなたにとって成功とはなんだろう。人より秀でることだろうか。お金を自由に使えることだろうか。もしくは自分の自由な時間を持つことだろうか。

スポーツの大会で優勝することが仮に成功だとしたら、優勝者以外は失敗になる。しかし誰もそんなふうには思わないだろう。

人生も同じはずだ。失敗は存在しない。失敗と思えるのは、他人と比較した時の挫折感であって、自分の内面の問題ではない。

もう気づいたろうか。僕らは比較という悪魔のささやきに脅迫されて幸福感を手放してしまっている存在なのだ。僕らは完璧な存在だ。生まれてそして生きて死んでいく。誰にでも平等に訪れる時間の流れのなかで、演じる人生のキャスティングミスなどない。全てが完璧なのだ。

だから自信を持って、自分の弱さや自分の想いに誇りを持とう。あなたの想いはあなただけのものであり、あなたの個性そのものだから。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へこのブログが一人でも多くの皆様の心に届いて頂ければ幸いです。応援の一押しをお願いします。

より以前の記事一覧

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ