ずっとトップを走り続けることは難しいんだよね
先日村上春樹の『夏帆』を読んだ話を書いたら、友人の小林先生がコメントしてくれて、この作品は駄作ですよねと言ってくれた。小林先生はあえて村上春樹ファンなので、愛を込めて言ってくれたのだと思う。
文学にしても音楽にしても、若い頃の感性のまんまで書き続けることは到底不可能だ。何処かで妥協するか現役を退くしかない。
僕ら塾教師もそうだ。教えられるとか教えられないとかそう言う問題じゃなくて、子どもたちの感性に寄り添うことが出来なくなったら引退の潮時だろうと思う。
村上春樹の作品は、メタファーが服を着て歩いてるような作品が多い。良く言えば時代の先取り感がほとばしっているのだけれど、1つボタンを掛け違えると、泥沼にはまってしまう。それは年齢のせいと言うよりは、緊張感の枯渇ではないのかと思う。安定というものは時に仕事からワクワク感を奪ってしまう。僕など安定が全くないものだから、日々ドキドキワクワクハラハラだ(笑)。
いかに作品作りに緊張感を維持するか、年齢を重ねるとそれが難しくなるような気がしますね。
歌手もそうですね。70歳を過ぎて布施明も小田和正もバリバリライブコンサートをやっているから、僕らもやろうかなみたいなノリで復活ライブを敢行する年配のシンガーソングライターがいますけれど、残念と言うのか、過去の栄光のまんまでいてくれよって言う人達多いですよね。名前は書きませんけれど。
おのれを知るって大事ですよね。
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