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2026年4月 7日 (火)

入学式の日だけれど

最近考えていることがある。それは日本の子どもたちの学力だ。

塾教師だから考えて当たり前のことかも知れないが、日本の若者の危機感がどうも希薄だ。

学歴が高い生徒は頭がいいのだろうか。僕は疑問を持ってしまう。

確かに、今の生徒は昔の生徒と比べると宿題をしっかりこなし、従順だ。テスト問題の解答能力も高い。しかしである。何かが胸につっかえる感じがする。

小学生や中学生の学力は確かにいい。しかし高校生になった途端にレベルが低下する。大学生になったならもっと大変な状況だろう。

大学に入りやすくなったことが、高校生の勉強意識を低下させている。はっきり言って学校から出される宿題をやって受験勉強をやっている気分になっているようではだめだ。全くだめだ。

いっちゃ悪いが、高校の先生は宿題の出しすぎだ。もっと放任しておけばいい。生徒達は充てがわれすぎるが故に、勉強の工夫をしない。ひたすら宿題のプリントを解いている高校生を見ていると、無性に腹が立ってくる。自分に合わない宿題を思慮することもなくやっている高校生の姿に違和感を覚える。

学校の印刷機が優れているせいもあって、次から次へとプリントを量産してくるけれど、プリントを出せばいいという問題じゃないだろう。

僕が校長なら、プリント禁止令を出したい。

私立大学は生徒が欲しくてたまらない。定員の半分以上をAO入試で採ってしまっている。学力テストを一切せず、作文で合格なんていうテストを続けていたら、若者の学力は低下する一方だ。

文科省は世界に通用する語学敎育をなどと言っているが、笑ってしまう。今の入試制度を改めなければ、日本の国力はアウトだ。

暗記力などたかが知れている。パソコンからデーターを取り出す能力があれば、事足りる世界だ。思考能力が枯渇する敎育は要らない。

大学入試が近づき、毎日作文指導に明け暮れる先生方も大変だけれども、作文さえ書ければ大学に入れると考えている高校生も、いろんな意味で大変だ。

作文じゃなくて論文を書いているつもりかも知れないけれど、1ヶ月に5冊も本を読まないものが、論文など書けるわけもない。

親の経済力があって、大学に行くことが出来る生徒達が、受験勉強をしない現実は実に嘆かわしい。国立や私大の難関校に目指す生徒だけが必死に勉強している日本の現状は、おかしい!逆だろう。

東大や早稲田・慶応のような一流大学を出た人間の感性だけに任せて来たトップ企業の現状が今の日本だ。政治もだ。3流4流のアウトロウ的庶民感覚を、持ち込まないと、勘違い野郎の独断と偏見が蔓延する。

大学を出ても会社が全く評価しないのは、大学の入試制度に問題ありだ。優秀な人材に国は無償の奨学金をどんどん与え、人材を育成すべきだ。

入学式の晴れの日に、こんな愚痴をつぶやいて申し訳ないが、基礎学力がない学生を量産すればするほど、大学は自らの首を絞めることになる。願書を出して、高額の入学金を納めれば、入学許可という大学のあり方をやはり若者たちのためにも変えなければならないと思うな。


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