さりげなく洗脳されている
英語の授業でのこと、I could pass the examination by studying hard.と言う英文を「私は一生懸命勉強したら試験に合格できたのに」と訳した生徒が多かった。
いわゆる仮定法的和訳である。もちろん正確には、「私は一生懸命勉強したので、試験に合格出来た。」である。
中学校の英語に仮定法が登場した時に、またしても文科省がアメリの圧力に負けたなと思った。
仮定法は後悔文である。〜したら良かったのにな〜と言う文である。それを中学生にかなりの時間を割いて教える意図が僕には理解が出来ない。もっと教えるべき構文がある。かつては高校2年で出てきた構文だ。
故に中学生はcould やwould を見ると無意識に仮定法的に訳してしまう。
これはまずい。中学生の意識の中に仮定法の概念が必要以上に埋め込まれてしまった。中学生に諦観の表現はいらない。過去を悔いることなく前進あるのみだ。
このようにしていとも簡単に、教育によって子どもたちは洗脳されて行く。
考え過ぎじゃないのと思う方も多いかもしれないけれど、いやいや教育の現場にいると、それが危惧じゃないことがわかる事例に頻繁に遭遇する。
ため息混じりに、仮定的表現をする生徒たちが増えている。
俺頭が良かったらな〜
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