高校時代の夢が1つ叶った
高校時代市内にS電気というオーディオの電気製品をいっぱい陳列したお店があった。
高校生の僕からすれば、涎が落ちそうなスピーカーやアンプが展示されていて、選択スイッチでスピーカーシステムを試聴することが出来た。
当時僕の部屋にあったスピーカーは、壊れたテレビから取り出したスピーカーで作ったスピーカーボックスだったものだから、ショボイ音しか出なかった。一方展示されていた数十万円するオーデイをセットは、繊細でパワフルな音を出していた。
もちろん買えるはずもない僕は、いつもカタログだけをもらってきて、ため息とともに見つめていた。今でも覚えているけれど、そのカタログの中に素敵なログハウスがあって、草原が見える窓のそばに重厚なスピーカーが置いてあって、夕暮れの風景の中でそのスピーカーが鳴り響いているそんな風景だった。
いつの日かこんな素敵きなリスニングルームを持ちたいと、かねごん少年は鼻息を荒くして夢を見ていたのである。
あの時から約半世紀、我が家のぼろぼだった納屋が、ジャズのリスリングルームに変身した。ついでにジャズを聴きながら酒まで飲んでいる。

妻が下の写真の納屋の状況を見て、片付けてリフォームしようと言った時、僕の頭の中には????がただただ点滅した。
僕は大工さんじゃないし、単なる塾教師。え!僕がやるの?納屋に押し込んでいた廃材を出した時の写真だけれど、この時はまだ僕はうつらうつら。
妻は自宅でやっている『アトリエ風と虹』のギャラリーが欲しかった故に、僕を焚き付けたようだけれど、自分でリフォームをしているうちに、高校の時に見たパンフレットの風景が蘇ってきた。
老後の楽しみ見っつけた!と思ったね。ジャズ小屋の完成に向けてやることはまだまだあるけれど、僕が自宅から毎日軽トラで塾に通えなくなったら、それはそれで考えようかと思っている。
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