活字中毒症
小学3年だか4年生の時に、県内で一番本を借りて読んだ児童とかで、多読賞をもらった話を先日書いた。
そしてそれから中学3年生まで一切本から離脱した。
家が大変になってのんびりと本を読む精神的余裕が消滅した。ついでに勉強意欲も消滅して、アホガキ時代が続いて行く。
アホガキゆえ、公立高校も受かるわけがなく、私立高校に二次募集だか三次募集だかで拾ってもらった。
以前も何度か書いたけれど、高校1年の夏休み前に退学届けを出した。当時の僕は全てがどうでもよくて、投げやりな毎日を送っていた。
そんな僕が、高校近くの古本屋で、稲田耕三の『高校放浪記』に出逢ってしまった。主人公と自分が完全にリンクしてしまった。
当時付き合っていた彼女にも振られ、卓球部に入ってみたものの、タバコの煙が立ち込める部室は、退廃的な悪臭が漂い、クラスメイトはバイクとセックスの話ばかり。自分の居場所がそこにはなかった。
高校放浪記が誘い水となり、僕は本の世界に埋没して行く。担任の先生から退学を踏み留まるようなありがたい話をしていただき、結局どうにか高校は卒業した。
オジキが二人とも自衛隊に入っていたものだから、僕も自衛隊に入ろうかとちょっと考えた。しかし活字中毒に陥ていた僕は、大学の文学部に入ることを決意した。それが今の暮らしに直結している。
農家の長男が文学部に入ってどうするの。親戚から頂いた当時のお言葉だった。
しょうもないね。人生ってなるようにしかならないんだよね。最近それを痛感するね。
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