単なる妄想、単なる勘違いだった
振り返ってみるに、若い頃は働いて給料をもらって、次の給料までにお金がなくなってもあまり気にしなかった。そんなもんだと思って生きていた。財布の中にお金がないのに慣れていた。
結婚して子どもが生まれても、稼いだお金はいつもきれいさっぱり消えて行った。それでもやっぱりそんなもんだと思って生活していた。
お金がなくなったら使わない。借金をしない生活だけを心がけてきた。
歳を取ってきたら老後というものが気になり出した。でも残念ながら老後の蓄えはない。
やっぱりあれば使うし、なければ使わない生活が続いている。年金だけの生活になったら車は維持出来ないし、ひょっとすると固定資産税も払えない。
オーマイゴッド!
30代の頃は、60も過ぎたら引退して年金暮らしで余生を楽しもうなどと考えていたのだけれど、単なる妄想、単なる勘違いだった。
働いても働いても老後はやってこない。この日本の仕組みが悪いのか、単に自分が馬鹿なのか、じっと手を見るの日々である。
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