坂上田村麻呂が踏み込んだ世界
征夷大将軍坂上田村麻呂が阿弖流為・母礼等との戦いで、何故に蝦夷が信仰してきた磐座や滝に願をかけ、そばに神社や毘沙門天の御堂を建立していったのか。
敵が信仰してきたものに勝利の祈願をすると言う行為が、実は僕にとってずっと謎だった。蝦夷の神々を封印するにしても、その手段が理解出来ないでいた。
坂上田村麻呂が勧請した神社を巡っているうちに、ふと心に湧いて来る想いがあった。
ひょっとすると征夷大将軍である坂上田村麻呂は、支配者や征服者としての立場を根底から捨てたのではないかと。
これ以上双方共に犠牲者を出したくないと言う想い。蝦夷が中央政権と共に繁栄して行く世界を神々に祈願したのではなかったのか。
それに蝦夷の神々が同意したからこそ、東北蝦夷が安倍氏の統治を経て奥州藤原氏への栄華と歴史が誘われたのではなかったのかと。そんなことを僕は考えていた。
故に坂上田村麻呂が配した北斗七星や六芒星の結界は、蝦夷や中央の人間関係なく、この地に住む全ての人々を守ってきた守護神としての役割を果たしてきたのだと思う。
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