断捨離の季節
久しぶりに市内のリサイクルショップを覗いて見た。連休ということもあって他府県ナンバーの車が目立つ。
処分品を搬入してくるお客さんが多かった。ゴルフセットやアームチェアなど様々なものが順番待ち。
そんな光景を見ていて、自分の周辺を顧みる。塾に置いてある多くの机、椅子、そして本。自分の年齢を考えると、そう遠くない未来に、これらを処分しなければならない時が確実にやって来る。
35年間の堆積物が、どう言う形で処分されて行くのかふと考える。自分の判断で自分が処分できたらいいのだけれど、突然あるじが居なくなっての後始末だけは避けたいと思うこの頃だ。
一番の気がかりが本だ。古本屋さんの業者がやってきて、トラック一台分で3000円なんて言う処分だけはされたくないなと思う。
思い入れだけで本を持っていたいとは思わないけれど、やっぱり僕が死んだ後にも残してもらいたい本はある。それをリストにして家族に残して置くことも考えたりするのだけれど、それをやってしまうとやっぱり迷惑かなと思ったりして、どん詰まりの感情に陥ってしまう。
まあジャズのCDやレコードは欲しい人にあげればいいのだけれど、本だけはそれぞれの嗜好と個性があるので難しい。
断捨離の季節を迎えても、日々本とジャズのCDは増えて行く。困ったものだ。
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