さすらいの塾教師
今年度で当セミナーも35年目に突入したわけだけれど、35年間の中で塾だけの売り上げで生活ができたためしはほとんどない。
米作りや非常勤講師などの副業をしてどうにか家族を養ってきたと言うのが、偽らない現状だ。
故に旅行や娯楽的な遠出は皆無だった。近場の神社や山を巡るのがせいぜいで、本当に遊ぶお金の確保は出来なかった。こんなことなら自営業なんてやるんじゃなかったと思ったこともあったけれど、塾で救われる生徒がいることは間違いないので、なんとか頑張ろうと思ってやってきたつもりだ。
学校の一斉授業で取り残された生徒、あるいは進学校じゃないがために、大学入試レベルの英語が学べない生徒、そう言った生徒が救済される場所が塾だと僕は思ってやってきたのだが、どうも昨今は違うらしい。
僕のところのような寺子屋塾は、学校から大量に出される宿題の処理場となっている。部活が終わり、そのまま塾に来て宿題を終わらせて帰る。もちろんわからないところは塾の先生に尋ねて、スッキリさせて帰る。これが今時の生徒たちの塾活用法だ。
内申点を上げて推薦入試を狙うには、宿題の提出は欠かせない。
自称さすらいの塾教師は、世の中のニーズに応えるべく、今後もさすらい続けて行くのだろうと思う。それを世の中では妥協とも呼ぶのだけれど。
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