春が来てまた君は綺麗になった
毎年この季節になると、イルカのなごり雪を聴きたくなる。
生きていて何が辛いって別れだよね。好きな人との別れだったり、家族との別れだったり、友人との別れだったり。
塾の先生ってそういう意味では毎年辛い。めちゃくちゃ辛い。小学校の5年生から塾に通ってきて、高校3年まで教えたら、もう自分の子どもみたいなもので、指導最後の日なんかもううるうるだもんね。行かないでくれ〜て心で泣いているもんね。
あ〜いっちゃたって感じで、娘を嫁がせる父親以上の喪失感に襲われる。娘はいないけれどね。いや娘や息子と言うよりはもうすでにかわいい孫だね。
僕はいつも思うんだけれど、蕎麦屋さんや美容院が羨ましいよ。だって引越さない限りお客さんは来てくれるし、一生もののリピーターになってくれるケースが多いじゃない。でも塾は卒業と同時にお別れだもんね。
ずっと因数分解を教えるわけにいかないし、関係代名詞をレクチャーすることも出来ないしね。
そういうわけで3月は寂しいよ。なごり雪を聴いてしょんぼりだよ。
ジャズ以外で僕が近年聞く曲はこのなごり雪とカーペンターズのイエスタデイ・ワンスモアーかな。
やっぱり爺いだよね。
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