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2025年3月28日 (金)

ある日子どもが医者を目指したいと言ったらどうしますか

中学生も3年になると、学校から進路調査表がやってくる。志望高校や将来やりたい仕事などを書かせられる。

もし息子さんなり娘さんが、将来医学部に入って医者を目指すと言われたらどうしますか。

素晴らしい目標だ。頑張りなさい!と言えますか。そこが現在日本社会が抱えるジレンマであり、職業選択の自由の落とし穴なわけですよ。

高校の模試で私立大学医学部の偏差値に届いたとして、特待生じゃない限り、入学金に1500万、6年間の授業料が2000万円かかります。これに生活費ですね。

仮に目標が教員になりたいと言うのなら、私立大学なら学費総額400万円プラス生活費と言うことで700万円が最低かかります。

僕も2人の息子たちを高校卒業後進学させたのでお金の厳しさは十分知っています。田舎で個人塾を営みながら息子たちの学費を工面するのは大変でした。

自分自身が学生時代借りた奨学金の返済が大変だったので、なんとか息子たちには奨学金を借りさせないで就学を終えさせたいと思いましたね。

田舎は医師不足です。故にどこの個人病院に行ってもものすごい待ち時間。県立病院は個人病院の紹介状がないと門前払いです。

大金持ちしか自分の子息を医学部に入れられませんもんね。

国立大の医学部があるだろうって?いやいや東大の一般学部に入るよりどこの国立大医学部も難関です。

今の子どもたちは夢を書いても、お金と言う壁にそのほとんどがぶち当てるんですよ。なんか哀しいですよね。

資産家の子どもや大会社の経営者の子どもたちがいい学校にはいって、潤沢な給料をもらって暮らして行くと言うこの階級社会の構造。

そこに根を持つ暇があったら、人の2倍も3倍も努力をせい。と言われたものですが、やっぱりね〜


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