年収240万円の時代の中で
日本の平均年収は500万ほど。僕が住んでいる地方はその半分以下だ。夫婦共働きで全国平均一人分の年収に届かない。
失われた30年。地元の高校を終えて工場勤務の場合、25万円まで給料が上がってあとは頭打ち。手取り20万くらいで、退職するまで給料は上がらない。
この状況で結婚するのも大変だけれど、子どもを持って大学に入れるのは至難の技だ。
どうして若者は結婚しないんでしょうね、と言う言葉を頻繁に耳にするが、地元企業の給料が少なくて、家庭を持てないのだ。
政治はこの状況を見て見ぬふりをしてきた。企業献金などをもらっている場合ではない。
この3月いっぱいで撤退する塾が多い。一関に於いて合併する前の旧町村にあった塾が軒並み廃業している。どう頑張っても生徒数そのものが激減しているし、地元の高校の倍率が0.6では生徒は集まらない。
物価がものすごい勢いで上がっている。昨今ワンコインで昼飯を食べることが出来なくなった。カップ麺でさえ200円越えはざら。ふ〜である。
来月は入塾予定者が3名ほどいる。教室代や経費を考えると、最低あと5名は欲しいところなのだが、気長に待つか。
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