全ての人は唯一無二
どこで何をやろうとも、どんな人であろうと全ての人は唯一無二の存在だ。
頭が悪い?上等だ。顔がブサイクだって?最高じゃないか。お金がないって?ラッキーじゃないか。
目が覚めて、誰もいない。孤独かな?いやいや自分がいるじゃない。大丈夫。大丈夫。
世界は君のもの。全てのインスピレーションは君のために降り注ぎ、光は無限だ。
不安と希望がつづら折りに錯綜する毎日の中で、頼るものがないと僕らは生きて行けない。一瞬の快楽でもいい。誰かの一言でもいい。妄想ですらいい。自分が委ねられるものに逃避して不安や絶望から身をかわすことは大切だ。
平均的に生きることが凡庸だと思うと苦しくなる。運命とか宿命なんて言葉に翻弄されて、自分のことを軽視してはいけない。もう一度言おう。僕らは唯一無二の存在だ。
何かが劣っていて、何かが優れていると考えることは幻想だ。劣っているのではなく、そのことに興味がないだけだ。優れているのではなく、そのことが好きなのだ。
優劣さで順位を決めたり、人間の価値を判断する我々の社会は、残念ながら野蛮な文明だ。
肉体から離脱する時に、我々はお金を持って行けるだろうか。社会的地位を首にぶら下げて行けるだろうか。
どう生きたかは自分が一番知っている。他人の評価もそれに伴う経済力も、付随的なものではあるがその人の本質などではない。
誰に愛されたか。誰を愛したか。愛のために何をしたか。人生とはそれ以上でもそれ以下でもないように思う。
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