先生今まで読んだ本の中で一番おもしろかった本は?
生徒から「先生今まで読んだ本の中で一番おもしろかった本は?」と聞かれれるほどしんどいことはない。曲がりなりにも高校で文学国語を教えている立場としては、不用意な答えもままならない。
きっと最後までしっかり読み通した本は、この64年の人生の中で6000冊は超えていると思う。仕事柄目をざっと通した本を含めるともうわけが分からない冊数になっている。
この20年間で原稿用紙2万枚のブログを書き続け、自分で言うのもなんだが、活字中毒患者だろうと思う。文字を目で追っているか書いているかしないと落ち着かないのである。
友人知人からは、そのエネルギーを本の執筆に注いでいたら何冊も本が書けたのにと言われるのであるが、何度か言ってきたように、今回の人生に於いて、音楽を作ることは目標としてあったけれども、小説家とか文筆家と言う選択肢は無いと断言したい。いやなかったのである。
話を戻そう。一番おもしろかった本?まじなんだろうね。小学生の頃に読んだ本と限定すれば、宮澤賢治のどんぐりと山猫だけれど、読んだ中でと言うとくらくらしてくるね。
一瞬聖書や古事記が頭をよぎったけれど、違うな。
実は生徒に質問されてからずっと考えている。ひょっとすると「竹取物語」だったかもしれないと思ったりもするのだけれど、あやしい。
自称プレアデス星人としては、エンリケ・バリオス著『アミ小さな宇宙人』が一番おもしろかったかなと言うことで、どさくさ紛れに本日のブログを終えたいと思います。
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