こころがコロコロと
毎年この季節になるとスーパーには多くのチョコレートが並べられ、バレンタイン一色。
先日まで堆積されていた豆類の菓子は、完全に消滅している。
季節季節の変遷の中で、僕らは踊らされ、そしてどさくさに冬を乗り越えて行く。そんな感じ。
厳し冬がやって来る時期は、クリスマスがやって来るから頑張ろうと思い、クリスマスが終われば、正月来るからなんとか年末を乗り越えようと思う。
冬は厳しい。かつても書いたけれど、我が家の墓石を見るとほとんどが12月に亡くなっている。ちなみに父も祖母もそうだ。父が亡くなった後、ずっとお世話になってきた別家のお爺さんも、昨年の暮れ12月に亡くなった。
僕が思うに、12月に亡くなる方が多いのは、寒さのせいもあるだろうけれど、10月にお米の収穫が終わり、11月に売り上げ金が入り、1年間が終わるその安心感と共に、無理した身体がいっきに緩んでしまうからではないかと思う。
僕らの職業で言えば、3月かな。入試が終わり生徒たちがそれぞれの門出の季節、確かに終わった気がする。
そう言えば、20代半ばで天国に逝ってしまった同僚の先生が亡くなったのは、3月31日だった。
ほっとした瞬間、こころがコロコロと転がり、あっちの世界にまで転がってしまうのかも知れない。
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