調子に乗った人たち
テレビに登場する芸能人もスポーツ界に君臨する大御所も、そしてふんぞりかえっている政治家も、自分をとんでもない輩だと勘違いして調子に乗っている馬鹿どもが増えている。
やりたい放題やって、多くの人間を傷つけたらどうなるかなんて、そんな想像力を持ち合わせることもなく、欲望丸出しだ。
お金と性欲と権力欲が突出して、それをアシストする馬鹿どもがまたいて、雪だるま式に欲望の連鎖が転がり落ちて行く。
お金を稼げる奴が勝者と言う資本主義社会が産んだピエロの王様たち。確かに学歴もなく、裸ひとつでのし上がってきた人は強い。しかしそれは諸刃の剣で、成り上がりには必ず付き物の独裁的激情が付随している。
自分は成功者だという思い上がりが、他人が見たら当たり前の非常識を常識として平気で生きて行く。これが自分の流儀だとうそぶいて。
独裁者の晩年は例外なく惨めなものだ。お金に集まる人間たちは、花が枯れると一斉に去ってしまう蜜蜂と同様に、お金と権力を失ったかつての独裁者を見向きもしない。
悲しいものだ。
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