幾つになっても夢を失わない人生でありたいね
僕ら人間は年を取る。年を取ると体力が減少し、顔の皺が増え、僕みたいに髪が薄くなる。
年を取ることの利点を考えてみる。天国に行く時間が近づいて来ること。年金がもらえること。欲望が削がれて行くこと。
60も半ばになって、なんか生きることが楽になった気がする。負け惜しみではなく。マジで。
成功とは程遠い人生だったけれど、兎にも角にもやりたいと思ったことはやってきた。それだけは後悔していない。
中学時代は卓球ばかりやっていた。高校時代は音楽といやいやながら受験勉強。そして大学時代は音楽とバイト三昧。
そして卒業後はずっと塾教師。40年以上になる。ここ12年間は高校の講師と塾教師のダブルヘッター。疲れないと言えば嘘になるが、こんな爺いを雇ってくれる私立高校に感謝でいっぱいだ。
欲望が削がれてきたと書いたけれど、まだ夢はある。今は自由に車を運転できるので寺子屋家業に出かけられるけれど、車の運転が難しくなったら、ジャズcafeを自宅の納屋で営みたい。
珈琲を淹れることや、草刈りならば元気なら死ぬまで出来そうだ。教えることは正直いつまで出来るかな。わからない。とりあえず70歳までは現役続行を夢みている。

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