悲しみの連鎖
親から虐待を受けた子どもは、自分が親になってまた子どもに虐待をしてしまう。
親がギャンブル依存症だったりアルコール依存症だったりすると、かなりの確率で子どもはその習性を引き継いでしまう。
子どもは幼児期、親の存在が全てで、親を模倣すことである意味人間になって行く。
これは避けられない宿命ではあるが、人智学の巨匠シュタイナー先生は、子どもは親や家庭の環境を選んで生まれてくると言っている。
つまり一見最悪の家庭環境だとしても、そこから学ぶべきテーマがあっての魂の決断なのだろうと思う。
少年犯罪のほとんどが家庭環境に起因するとは言いがたいが、自分が望んだ環境下で自分を成長させることが出来なかった人間は、あっちの世界に戻った時に、愕然とするのかも知れない。
戦争もそう個人的犯罪もそう。断ち切ることができない負の連鎖に人間の弱さがある。
学習習慣も親の影響は大きい。全く本を読まない親の子どもは読書習慣が定着しない。
新聞も小説もスマホで済ましている親の姿を見て子どもはスマホに依存して行く。本を読むという行為は子どもの教育のためにも僕は大切だと思わざるを得ない。
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