貧乏人向けの商品と言うフレーズはない
YouTubやFacebookを閲覧していると、スマホで僕がチェックを入れた画像や記事をAI がキャッチして、僕が興味がある映像やCMを流して来る。AIの進化に驚きだ。
僕がリフォームやDIYの記事を書くとそのようなリフォームの映像が入ってくるし、ジャズの話を書くとマニアックなオーディオの通販のコマーシャルが入ってくる。
ひょっとしたら結婚したいな〜なんて書くと婚活アプリの宣伝が入って来るのだと思う。スマホやパソコンを通じて、僕らの趣味嗜好があぶり出されているわけだ。
思想チェックにも利用されることになる。便利ではあるがゆえに、国家権力や大手企業に利用される危険性はある。いや既に利用されているか。
利益至上主義の資本主義社会に於いて、お金を持ったものが勝ちと言う価値観が常識化した現代社会で、お金が無くても大丈夫とはなかなか言えない。
せめて楽しく生きたいと願っても、その楽しみの土台にはやはりお金は必要となってくる。
高額所得層をターゲットにした商売はいっぱいある。新築のマンションの分譲や数億円も加入料がかかる高級老人ホームの勧誘。目も跳び出るほどの貴金属の訪問販売などなど。
一方貧乏人をターゲットにした商売と言うフレーズは聞かない。企業はそれを一般大衆向けと表現する。
つまりはスマホ上に現れるコマーシャルは一般大衆向けなわけで、ほぼ詐欺的商品が多い。僕も騙されて1万もする電動ノコギリを買ったのだが、1日で壊れてしまった。保証先のアドレスは既に消去されており、まんまとやられてしまった。
貧乏人は騙してお金をむしり取れと言うことなんだろうと思う。高いお金を払って学習させてもらった。
現代テクノロジーが詐欺商法までもある意味進化させている現実に、やんごとなき思いが募るかねごんであった。
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