生まれながらにパーフェクトな人
感情の乱れがなく、相手を傷つける発言や態度を取ることもなく、軸がぶれず、生きること自体が楽しそうなひとっているよね。
人間の器って努力して大きくして行くのかなと思いきや、生まれながらの器の大きさってあると思うんだよね。
これまでの人生で、そういった先輩諸氏や若者を何人か見てきた。出来る人間なのに控え目で、表裏がなく、常にアンテナが張り巡らせている人。凄いと思うよ。
1人は中学の時の先生。直接教わったことはなかったけれど、その先生の周りがいつも明るくて爽やかだった。印象に残っているのは挨拶の仕方。我々生徒たちにまるでお客さんに接しているような挨拶をしてくれた。笑顔が素敵だったな。
もう1人は僕より若いんだけれど、病院の先生。先生って失礼だけれど、大抵大柄で、偉そうじゃない。でもねその先生謙虚で優秀なんだよね。初めて病院に行った時のことだけれど、お年寄りに対する会話が待合室にいて聞こえてくるんだけれど、めちゃくちゃ丁寧で、患者さん寄り添っているのよね、感動したね。
教え子にもいたね。決して人の悪口を言わず、人の話をしっかり聞くんだよね。もちろん優秀だったけれど、人を能力や外見で差別しないんだよね。僕の方が多くを教わった気がする。神様は過酷にも若くして天に召集してしまったけれど、きっとあっちで大切な仕事があったのかも知れないね。
世の中には脳力があっても本当に人間的にダメなやつがいっぱいいるけれど、生まれながらにパーフェクトな人間もいる。そういった人を見習いたいけれど、足下にも及ばない。
自分の状況に不満タラタラで、お金がないのも、仕事がたいへなのも、社会構造や政治のせいにしている僕は、本当になさけないやつだと思う。心を入れ替えて見習いたい。
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