井上陽水〜都会では自殺する若者が増えている
僕が中学時代に流行した井上陽水の曲「傘がない」の歌詞フレーズ『都会では自殺する若者が増えている』この歌詞を初めて聞いた時はショックだった。
都会の殺伐とした風景が浮かんできた。
そして現代、田舎で自殺する若者が増えているという現実に深い悲しみを覚える。
今までこのブログで触れることを避けてきたが、中学時代同じ部活で一緒に汗を流した仲間2人が自殺をした。そして僕の従兄弟も若くして自らの命を絶った。
都会で生きて行くことも大変かも知れないが、田舎で暮らして行くこともかなり大変だ。仕事がない。給料が低い。人間関係が濃密過ぎて、逃げ場がない。
人間生きていれば、一度や二度死にたいと思うことはある。でも死なないのは、生きようとする意志がそれを凌駕するからだ。
そう生きようとする意志。この意思を使命と言い換えてもいいだろう。無駄な命などひとつもない。たとえ自分の運命が最悪だとしても、死んでいい理由にはならない。何処かで誰かがきっとあなたの存在を必要としている人がいる。
僕が高校時代、そんな高校じゃね〜と言われたことがある。底辺高に在籍せざるを得ない僕に対しての揶揄だったろうと思う。
僕はその時の怨念をエネルギーに換えて生きてきた気がする。死にたいと思った時もそうだ。自分を蔑んだ人間たちを思い浮かべ、ギアチェンジをしてきた。何度も何度も。
当たり前のことだが、人間は黙っていても死ぬ時は死ぬ。だから生かされているうちは、生きるべきなのだ。その単純な哲学を忘れないために、僕らは希望を持つんじゃなくて希望を創造しなければならない。
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