何処かで何かが
人生には仮定法と言うのはあまりにもめめしいので僕は言わないことにしているのだけれど、様々な可能性のうちの一つを人間は選択して生きていると思うので、納得するしかないね。
パラレルワールドという言葉を聞いたことがある人も多いと思うが、実はその人の想いや行動によって世界が構築されていると言う考え。
自分が意識している世界と、そうじゃない世界が同時に存在して行くと言う現代スピリチュアル人間が良く言及する世界の話である。
つづれおりなす時間軸の中で、その人間が選択した時間が人生に現れているとしたら、かなり世界は興味深いものになるなと僕は思っている。
僕は先生と呼ばれる人生を歩んできたが、違う世界では音楽をプロデュースしている僕がいたり、ジャズ喫茶で日々珈琲を淹れている僕がいるかも知れない。そんな妄想をするだけでも、疲れた身体と精神がわくわくしてきて、楽しくなって来る。
何処かで自分とは違う自分が何かをしているとしたら、どんな自分でも許されるような気がする。
今日は久しぶりにステージで歌をうたってきた。マジで歌ってみた。会場がしーんとして聴いてくれている瞬間、63歳の僕は、シンガーソングライターを目指していた20歳の僕になる。
この年になるとわかるんだよね、挨拶がわりに褒めてくれているのか、心から共鳴してくれているのか。何人かのおばちゃんたちが、泣いていたね。今回誘っていただいた公民館館長さんには感謝だね。
今日僕が選択した時間は、新たな僕を構築してくれたのだと思う。
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