さよならは別れの言葉じゃなくて
大学は今学園祭の季節。この季節が終わるといよいよ冬の匂いがする食べものが恋しくなる。オデンや焼き芋など。
学園祭で思い出したけれど、僕がいた大学では、武田鉄矢率いる海援隊のライブが行われて盛り上がったね。歌を歌うよりトークが長い。それも下ネタのオンパレード。
武田鉄矢というキャラクターは、一見真面目そうに見えるが、その内面には非常なサービス精神が渦巻いていて、それが度を過ぎると、受けるためには何でもやるタイプの人ってな印象を受けたね。
ちなみに僕は高校2年生から大学を終えるまで、いっさいテレビから決別していたので、彼が演じる教師役のドラマなど全く知らず、大学を終えたのちに就職した進学塾で、大学生のバイトの面接をやった時に、「金八先生のような教師が目標です」なんて言われても、そいつは誰だみたいな感じで、海援隊の武田鉄矢がまさかそんなことをやっているなどどつゆ知らず、困惑したかねごんであった。
当時海援隊の曲がラジオから流れていた頃、来生たかおの歌も良く流れていた。海援隊の『贈る言葉』の歌詞に、さよならだけでは寂しすぎるから♪というフレーズがある。一方来生たかおの『セーラー服と機関銃』には、さよならは別れの言葉じゃなくて、と言う歌詞が出てくる。
同じさよならと言う言葉でも、アーチストが違うと実に様々なさよならの捉え方が出てくるものだと当時、作詞作曲に明け暮れていた僕は思ったものだ。
ちなみに小田和正のハイトーンボイスで歌われる、さよなら〜さよなら〜さよなら〜にはいろんな意味で度肝を抜かれたね。武田鉄矢や来生たかおの歌がヒットするならば、俺もいけんじゃね〜とどっかで思っていた節があるが、小田和正を聞いたら萎えたよね。
故に塾教師を40年もやってきたわけで、小田和正さんには感謝している。勘違い野郎にならなくて済んだからね。
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