同じ年に生まれた作家の作品にもうワクワク
小説家の中山七里と歌野晶午は僕と同じ1961年生まれ。読むほどに共有できる時代空間や感情がほとばしり、耽溺してしまう。
中山七里の代表作と言ってもいいかもしれないが『護れなかった者たちへ』は仙台・塩釜を舞台とする社会派ミステリーとでも言うべき作品。理論思考が幻惑される作品だ。
東日本大震災と貧困というシビアなテーマを、鋭利な切り口で炙り出してくる中山の力量に感服してしまう。
歌野晶午のヒット作は『葉桜の季節に君を想うということ』。かつて図書館から借りて読んだけれど、また読みたくなって文庫本を買ってきて昨日読み終わった。
時間軸を縦横無尽に駆け巡るこの作品は、最後のどんでん返しが分かっていても、感心するというのか、やられたって感じになる推理小説だ。
これからの秋の夜長、自分と同世代の作品を読むのも色んな発見があって面白いと思いますよ。
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