バイト放浪記
個人塾受難の時代に、35年近く継続してきたのはすごいですねと同業者から褒められる。しかしである。塾一本で食えた時代は一度もない。
米作りをやりながら、そして高校の非常勤講師をやりながら、時に妻に養ってもらいながら、塾をなんとかやってきた。
正直やめようかなと思ったことは何度もある。
月謝の安さを心配していただき、上げたらどうですかと幾たびか、ご父兄や関係者から言われ続けてきた。
このブログでかつても書いたけれど、やんごとなき理由で、僕が小学校時代から中学時代まで、我が家は生活保護家庭だった。まさに絵に描いたような貧乏暮らし。
お金のない暮らしがどれほど大変かを、身をもって経験してきた。学びたいのに学べない。そう言った子どもたちの救世主でありたいと低料金で頑張ってきた。・・つもりである。
塾生からは先生やめないでくださいねと言われる。光栄極まりない。
実は華があるうちにやめるのが、いい引き時なんだろうね。
でも一生懸命バイトや副業をやって続けてきた塾なので、もう少し走り続けてみようと思う昨今であります。
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
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