中退の何が悪いの

高校や大学を中退すると、世間体がなんて人がいる。

でもね下手に嫌なことを続行して心を病むよりはやめてスッキリした方がいいこともある。

あとは切り替えだね。

僕の話で恐縮だけれど、高校1年の時に2度退学届けを持って行った。はっきり言って勉強が楽しくなかったし、一番やりたかった卓球の部活も、みんな早々に帰ってしまってまともな練習も出来なかったし、なんかな〜って感じだった。

中学の時も高校に入っても、本当は一番興味があったはずの英語が散々の成績だった。英語教師の授業というのか話が面白くないのである。全てはずれ。

40年先生と呼ばれる仕事をしてきた僕が言うのもなんだが、どうすればあんなつまらない授業を毎日出来るのか、タイムマシンがあったら、当時に戻って聞いてみたい。聞いたらきっとぶん殴られたと思うけれど(笑)。

教師ってなんか勘違いしていたんだろうね。真面目じゃないといけないとか、規律正しく授業をこなさいといけないとかね。

生徒が理解しようがしまいが、当時の文部省が決めたカルキュラムを遵守して、教科書を読ませて訳させる日々。思い出してもイラついて来る(笑)。

話は戻って退学届けを持って行った僕は、2度とも親の方が説得されて高校生活続行となった。

バイトと音楽の日々に加え、しょうがなく英語の自己学習を始めた。中学1年の初めから自分なりに楽しく勉強していった。ある程度中学英語の基礎が終わった僕は、バイトで稼いだお金で仙台に出かけて行って、丸善でエッチ系の洋書を買ってきて、英語辞書を片手に読み漁った。

僕の英語の授業が下ネタオンパレードなのは当時の読書に起因する。(笑)

中退していたらどんな人生だったんだろうと思うわけだけれど、以外と今と変わらない生活で、草刈りしんど！なんて言って、安酒を煽っていたかも知れない。やっぱ変わらないか・・・

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