先生テレビに出てたよね!
一関修紅高校の夏休みが終わり、今日から授業がスタート。僕が教室に入って行くと、「先生テレビに出てたよね!」と数名の生徒たちが声をかけてきた。
でも言っていることが難しくてわかんなかった〜とのお言葉(笑)。
確かに。坂上田村麻呂とか阿弖流為とか、後三年の役とか陰陽道とか言われてもわかんないよね。僕も高校の時はそうだった。ちんぷんかんぷん。
そこで誰でも分かる岩手六芒星の解説を。
800年ごろ平安時代の初め、坂上田村麻呂と言う武将が当時の天皇から、東北で言うことを聞かない連中がいるので、やっつけて来いと命じられた。そして現在の岩手の地にやって来た。
阿弖流為(あてるい)と言う指導者がいて、なかなか手強くて坂上田村麻呂は勝利することが出来なかった。そこで困った時の神頼みではないが、当時阿弖流為たちが信仰していた磐座(いわくら)のそばに毘沙門天や観音堂を建て、勝利祈願をした。
東北の民たちが信仰していた岩を封印して土地神のパワーを封じ込めようとしたのだろうと思う。
その岩を封じ込めたのが、一関観音山の舞草神社、狐禅寺の滝神社、鬼死骸村(現在の一関真柴)の鹿島神社。そして萩荘の三島神社、岩谷の達谷窟、平泉関山の白山神社というわけ。
これらを線で結ぶと六芒星の形が地図上に浮かびあがると言うわけだ。
ちなみに、この六芒星を作ったのが坂上田村麻呂だったのか阿弖流為の一族だったのかは定かではない。結界として長い間歴史の中で眠っていたものを、今回自称プレアデス星人の僕が、眠りから覚めさせてしまったと言うことだろうか。しかしそれも定かではない。神のみぞ知るである。
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