僕のジャズ論
ジャズのリスリングルームを作ってからというもの、時間さえあれば夜な夜なジャズに浸っている。
若い頃はトランペットやサックスの音が好きだったものだから、マイルスやジョンコルトレーン・クリフォードブラウン・アートファーマー・アートペッパーなどを聴きまくっていた。
ところが還暦を過ぎたあたりから、トリオのジャズを聴くことが増えて来た。ピアノとドラムとベースだけの構成なのだが、それが心に響いてくるのである。
簡単に言ってしまえばシンプルな音への回帰なのかも知れないが、トリオがいいのである。
そして最近はアートブレーキのドラムに回帰している。正直若い頃はアートブレーキのドラムはなんだか大袈裟過ぎて好きになれなかったのだけれど、トリオで奏でるアートブレーキのドラムはまさに神業で、じっと聞いていると、彼の情熱と知性が圧倒的なパワーで押し寄せて来る。
この納屋をリユーズしてからは、中古のジャズCDを買い過ぎて、金欠病がますます悪化している。困ったものだ。
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