勝てば官軍
オリンピックでもワールドカップでもそして甲子園でもそうだけれど、優勝したチームの指導者の思想がクローズアップされ、これまでの既成の指導理論が否定されたり非難される傾向があるけれど、僕は違和感を覚える。
優勝に導いた指導者イコール正しい指導というのは非常に危険な匂いがする。
スポーツにも勉強にも、正解はないと僕は思う。それぞれの環境や生き様が違うからだ。
赤い薔薇の中で色を変えないカエルくんの気持ちなどいくら我々が推測しても答えなど出てこない。同じように優勝した戦略が本当に正しかったかどうかなんて、本当はわからない。と僕は思う。
ロシアとウクライナの戦争もそう。最初に戦争を仕掛けたロシアが世界から孤立しているが、例えば我々日本人はロシアがウクライナに侵攻した本当の理由を実は知らない。
アメリカがそう言うんだからロシアが悪いに決まっていると思っている。ウクライナでは多くの犠牲者が出たけれど、同じくロシアでも多くの命が散っている。彼らの命を奪ったのはアメリカがウクライナに提供した兵器だ。
日本がアメリカに宣戦布告した理由を思い出して欲しい。勝てば官軍と言うイディオロギーはいとも簡単に演出され弱者を搾取する。
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