未納者が多いとふと塾を廃業したくなる時がある
私立高校の講師に同業者の先生方が来ているので、塾の経営の話や様々な問題点について話し合う機会が多い。
高校入試の倍率が低調ゆえ、受験生が集まらないと言う愚痴的話題に付け加え、月謝の未納が多いと言う話題が持ち上がることが多い。
実は僕の塾でもそうだ。納期までに月謝を納めてくれないご家庭が四分の1。数ヶ月未納の生徒が10%もいる。
コロナ禍以降、月謝未納が増えている。先月はその影響もあって教室代の支払いが遅れて大家さんから催促される始末で、申し訳ないことをしてしまった。
塾を辞めるというのなら最終的な催促をしなければならないのだけれども、月謝を支払うことなく、真面目に塾に通われるのが一番つらい。
5000円の月謝なので、いつでも払えるからいいかと思って、後回しにしているのかも知れないが、零細塾ゆえ、月謝の未納は死活問題である。
暑い夏エアコンもマックスだし、電気代もかかる。光通信やらWi-Fiやらで、電話代もかつての3倍以上だ。
年間の光熱費を少し値上げしたけれども、その代わり兄弟割を導入したので、ほとんど25年前と変わらぬ月謝となっている。
未納者が多いと、ふと塾を廃業したくなる時がある。でもね子どもたちが塾に来ているからね。売り上げは少ないけれど、塾生の数だけは市内の個人塾ではトップクラスなのよ。
それでも家賃が払えないって笑えるよね。本当は笑っている場合じゃないけれどね。
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