手作りの2500円のスピーカーも50万円のスピーカーもさほどの違いはない
2500円のギターと50万円のギターならば誰が弾いても聞いても、差は歴然としているが、スピーカーに関して言えば、取り付けるスピーカーの抵抗値やコンデンサーを間違えなければ、リサイクルショップの数千円のジャンク品でも、かなりの質の良い音が出る。
写真の納屋に置いているスピーカーは、部品代で3000円もかかってないが、そんじょそこらのジャズ喫茶に負けない音を出している。
スピーカーの板材と周りの建材の相性を考慮して配置すると、アンプに関係なくかなり納得出来る音が演出される。
初めてスピーカーを作ったのは中学1年生の時だった。壊れたテレビからスピーカーを取り出して、ベニヤ板で作った。その後アマチュア無線技師の免許を取りたくて電気のことを独学で学んだのだけれど、アンプの出力に対してどれだけの余裕がスピーカーのコンデンサーや抵抗器に必要かと言うことを知ってからは、それなりのスピーカーを作れるようになった。ちなみにこの写真のスピーカーは人生に於いて4台目の手作りスピーカーとなる。
家が貧乏だったことは、色んな意味で大変なこともあったけれど、おかげで、お金をかけないで自力で何かを作ると言う経験をせてもらった。この納屋のリフォームもスピーカーも、薪ストーブも、そう言った経験が活かされた結果だろうと思う。
本当は欲しいものが普通に買えるお金があることの方が、明らかに暮らしは楽なんだろうと思う。しかし僕の人生はそうではないようだ。残念ながら。
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