紙の辞書は使わなくなった

スマホを手に入れてからは、英語にしても国語にしても紙の辞書を持ち歩くことはなくなったし、使うこともなくなった。
そうなって感じることは、落ち着いて言葉について思考することがなくなってきたような気がする。一瞬で意味なりスペルが検索出来る分、頭に定着しない。
それは僕の年齢のせいもあるのだろうけれど、辞書の行間を読んで妄想する思考が消えた。
言ってみれば刹那的な思考になった。知ることと理解することが乖離してしまう。我々のような年寄りには問題はないが、若者達にはちょっと危険。いやだいぶまずい。
スマホや電子辞書の検索は便利だけれど、検索の無駄が省ける分、思考の無駄も省けてしまう。文科省の指導のもと、学校におけるタブレットの使用が普及しているが、紙辞書への回帰も必要かも知れない。
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 超学歴が高い人と付き合ってみて分かったこと | トップページ | 鳶に好かれる爺い »
コメント