僕らが描いた世界はどこへ行ってしまったのだろう

子どもの頃に夢見ていた世界と今の世界を比べて見て、納得出来る人とそうじゃない人がいますよね。
それぞれの世代が抱えるトラウマとか、時代に対する諦観とか、そう言ったもろもろの感情的わだかまりを考慮しても、今の時代がいいのかとも思うし、思わざるを得ないのかなと考える人が多い気がします。
お金はかかるけれど、便利さには勝てないと言うのが現実ですかね。
昔は不便でした。しかし不便さゆえの工夫というものはありましたよね。貧乏という言葉が認識出来ないほどそれが当たり前で、それなりに楽しく暮らしていた気がします。
僕らが小学3年生の時に、人類は月に到着しました。そして赤軍派の浅間山荘事件が終焉すると、田中角栄の日本改造論なんていうものが始まり、日本は豊かさえの脈動が加速して行きましす。
大学を終えて数年経つと、バブルが始まり、日本中が浮き足だった。あの頃の幻想がずっと日本経済の足枷になるとは誰が想像出来たでしょうか。
時間が短縮され、余裕が生まれるかと思いきや、我々はその余裕の奴隷になってしまったかのような錯覚さえ覚えます。
コロナを境にして、また時代は変わりました。夢の世界は遠のく一方です。
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