畑仕事も始まって
今年は耕運機が壊れたので、畑仕事はやめようかと思っていたのだが、妻がトマトや胡瓜を植えたいと言うので納屋のそばに人力で畝を作った。
畑のpHを測定したら、アルカリ度がちょっと強かったので、ピートモスを撒いて調整した。忙しくなると妻も僕も草取りをサボるので、植えっぱなしの自然農法みたいな畑になってしまう。端的に言えば草ぼうぼう畑。
夏場は無人販売の野菜が安く手に入るので、作る必要もないのかなと思うのだけれど、自家栽培の野菜は究極の安全食なので、やっぱり耕してしまう。
静岡県の知事が第一次産業従事者を差別する発言をしたと言うことで物議を醸し出したが、はっきり言って農業は儲からないし、きつい。そもそも農業の歴史を眺めればわかるのだけれど、虐げられてきた歴史である。
江戸時代の五人組制度が、今も残る農村地帯。休耕田の管理などはその最たるもので、真面目に国の言うことを聞いていたら、農家は生殺し状態の早死に状態になる。
過酷な労働が身体に言い訳がない。農業だけでは到底食べいけないので、ほとんどの農家の長男たちは会社勤めだ。通勤前に草刈りをと思うと、夜明けと共に起き出す。早朝5時には農業機械の音が沢に響き渡る。
かく言う僕も連休が過ぎると睡眠時間5時間の日々が続く。高校に出勤する前の草刈り仕事。朝4時半には起床だ。高校の授業が終わり塾での仕事が夕方4時にスタートする。塾が終わって帰宅するのは夜10時。
それから夕ご飯とお風呂。このブログを打ち込んで、床につくのは12時。63歳を過ぎた爺いにはちょっときつい。
自分が選んだ人生だから、文句を言うのはお門違い。それはわかっている。わかちゃいるが、正直もうちょっと楽をしたい。・・・です。はい。
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