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2024年4月 6日 (土)

信じるものは救われる

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江戸時代末、霜除け松3千本を植えた僕のヒイヒイおじいちゃんである金田庄太左衛門の賛徳碑が、花泉町金沢の県道沿い建っている。

人足肝入りとして田村の殿様に松の植樹を直訴し、水稲を守る霜除けの松を村の人たちと植えたらしいのだけれど、子孫である僕が言うのもなんだけれど、労働に見合った効果はあったのだろうか。

兎にも角にも大木となった松の木々は、地元の役場や学校の建材として使われたようなので、その労働と情熱は無駄ではなかったようだ。

何か行動を起こす際に必要なものは、僕は信じる力だと思っている。いくら綿密な計画を立てても、その計画に対する揺らぎのない自信がなければ、物事は成就しない気がする。

僕はどっちかと言うと昔からハッタリ男で、根拠のないハッタリで生きて来たけれど、なぜか自分のハッタリに自信があった。言ってみれば一種の病気なんだろうけれど(笑)、自分の直感的みたいなものに頼って来た気がする。

その最たるものが、塾教師になったことだ。このブログで以前にも触れたけれど、大学時代は音楽に夢中になってまともな就職活動をしなかった。大学の卒業式の当日、卒業後の働く場所が決まっていなかった。正直やばい状態。

ただ卒業の2ヶ月前に、都内の大手進学塾講師の採用試験を受けていた。不採用通知が来なかったので、ダメもとで卒業式が終わった日に、会社に電話をしてみた。

僕が電話をしたその日、4月から社会科を教えることになっていた先生が、急遽中学校に採用が決まり欠員が出た直後で、困っていた時だったらしい。

僕が電話をかけると、いきなり君社会は教えられる?と尋ねられた。あれ英語で応募したはずだったけどなと思いつつ、ハッタリ人間の僕は咄嗟に「いけます」と答えていた。即採用が決まった。あの日電話をかけていなかったら、僕の今の職業は違うものになっていたはずだ。まさに直感とハッタリがなせる技だったね。

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