ずっと変わらないもの

自分の母親がかつて座った塾の机に、自分も座って勉強をする感覚ってどんな感じなんだろうね。そんな塾生が現在3名いる。
親子で僕の塾を利用していただきほんとうに感謝に耐えない。やっぱりおいそれとは塾はやめられないね。パソコンを駆使した最先端技術の塾が王道になりつつある現在、昔ながらの寺子屋塾が見向きもされなくなる時代が近い将来来るだろうとは思うが、シーラカンスのごとく生き抜いていくのもちょっとは快感かなんて思っている。
雑然としたワークの堆積の中から、生徒がやりたい箇所を見つけ出すのは、さすがにパソコンほど速くはないが、かと言って30秒もかかるような作業でもない。
小学3年から中学3年生に限って言えば、プログラミング以外は全て指導可能だ。いつの時代も変わらないものがあるとすれば、それは苦手なものは時間がかかると言う現実だ。
数学と理科が不得手な生徒が増えている。俗に言う理数系が田舎の中学生は弱い。数学や理科はひらめきがものを言う。思考状態を常にフレキシブルに保つには、いつまでも少年少女の心を忘れないことだと思うね。
探究心を持って、ワクワクすることにチャレンジし続けることだと思う。中学3年生はもうすぐ因数分解に入るけれど、好きな生徒は高校の問題集を引っ張り出して来て、一気に大学入試レベルの因数分解にチャレンジするのもおもしろいかも知れない。
嫌いな教科はゆっくりと。得意な分野はどんどん進めていけば、ある種精神的バランスが取れるかも知れない。
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