それでも走り続けなければならない
この線路は一関〜気仙沼間を走る大船渡線。別名ドラゴンレール。僕らが高校の時は山汽車と呼んでいた。ちなみに僕がこの汽車に乗ったのは人生で3度だけ。汽車と書いちゃったけれど、正確にはディーゼル車。
でこの路線14億2700万円の赤字路線。でもこれがなくなると困る人達が多くいるので走り続けている。
儲からないのだからやめれば、と言うのは簡単。一度やめてしまえば、復活することは絶対にない。
塾も同様に儲からない。やめてしまうのは簡単だけれど、僕の寺子屋が気に入ってくれて来ている生徒が居るうちはがんばろうと思う。ファイトだ!
先程今年度の岩手県公立高校の倍率が出た。一関市内には6つの公立高校があるが一関二高以外は全て定員割れ。
また今年度も廃業する塾が出てくるだろうな。中学生対象の塾はこの倍率では成り立たないもんね。無理をしなければ、全ての生徒がいづれかの公立高校に収まることになる。
定員が半分にも満たない公立高校は、まともに部活のチーム編成も組めない。故に部活のために私立高校を希望する生徒が増えているのが現状だ。
公立高校の低倍率に付け加え、大学志願者も減少している。地方都市の塾は受難の時代を迎えた。しかしである。大船渡線同様、それでも僕は走り続けなければならない。
なんのためかって?
もちろん来てくださる生徒のためです。
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