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2024年2月26日 (月)

無性にマイルスディビスを聴きたくなる時がある

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正直マイルスのトランペットは重い。故にあまり頻繁には聴かない。いや聴かなかった。60代になってマイルスの良さがようやく分かってきたような気がする。

マイルスの何が分かったか。それは一言で言えば孤独だね。群衆の中の孤独とか阻害感の孤独なんかじゃなくて、魂の孤独って言ったらいいだろうか。彼が吹くジャズに魂の孤独を感じれるようになったかな。

人生なんてくだらないって思っている人。金の持ってるやつには敵わないと思っている人。学歴なんてくそくらえと思っている人。

マイルスディビスのトランペットを聴いてみて欲しい。不協和音と思える音の裏っ側に、彼の一人の世界が見えて来る。彼のトランペットは決して協調性があるとは言えない。バックのミュージシャンの間や思惑など関係なく独走して行く。

あの自由度は生きる指針になるね。嫌ならやめろよとか、自分の音を美化するんじゃねぇ〜よなんて啖呵を切ったマイルスの遠吠えのようなラッパに、人生の呪縛が解けて行く。

つまらないことはつまらないと言えばいいし、退屈なら退屈だと言えばいい。でも言ったからにはつまらなくないもの、退屈じゃないものを自分で見つけるなり創造するスタンスは持つべきだ。マイルスのように。

音楽も文学も芸能も、あらゆる芸術は実は人間の魂の本質的欲求なんだと思う。その欲求を素直に演出出来る人間と出来ない人間がいるような気がする。

その違いは、働くことの捉え方にあるように思うんだよね。常にお金のためと思っている中途半端な金持ちは、音楽や芸術はくだらない暇つぶしや道楽と思っている人がいるからね。

音楽や芸術に生きる意味を見いだす人間は、表現は悪いがある意味落ちこぼれだよね。もし僕が受験に失敗しないで、塾業なんてヤクザな仕事に就いてなくて、まともな仕事をしていたら、音楽はやってないし、こんなブログも絶対書いてはいない。

でもね。僕は落ちこぼれの自分がこの年になって愛おしいね。落ちこぼれ故の楽しみをいっぱい経験出来たからね。自殺もせず自暴自棄にもならずこれまで生きて来れたのは、音楽があったからだと思っている。

今日はこれから確定申告。途中ブックオフに寄って、まだ持ってないマイルスの中古CDを買ってこよっと。
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