コロナ禍の後遺症的経済衰退が塾離れを加速している
一関市と言っても東京都と同じ広さなので、雪が多い山沿い地域もあれば、宮城寄りで暖かい地域もある。僕の住んでいる花泉は雪が少ない。ていうか今は全くない。写真のような感じ。
塾のそばの磐井川の土手は、12月に入っても、草が青々していて、昨日、今日はポカポカ天気で、塾に半袖半ズボンでやってきた小学生もいた。
一応師走ということで、本来は冬期講習の準備に入らなければならないのだけれど、高校3年生は全員が推薦で大学合格を果たしたし、中学3年生は一関一高附属中学の生徒が半分なので、受験勉強会は必要ないようだし、それ以外の中学から来ている生徒も、学年トップクラスの生徒たちで、これまた冬の勉強会は必要ないようなので、やらないかな〜と思っている。
優秀な生徒ばかり在籍していると儲からないのである(笑)。
近頃、岩手県南で塾を営む方々と話す機会があったのだけれど、中学生が3年生になってもほとんど入って来ないと嘆いていた。理由は至って単純で、ほとんどの公立高校が定員割れなのである。願書を出せば受かる状態。
それと私立高校の大学進学率が猛烈に上がって来ているので、部活も充実しているし、私立高校でもいいかなと言う中学生が増えていることが塾離れの要因なようだ。
僕の塾は県立一関一高と附属中学のすぐそばにあるので、雨宿りがわりに塾生が自習室を使うことができるので、それなりに人数だけは維持しているけれど、やはり本来来るべき受験生がやってこない状況だ。
本来きたるべき生徒とは、一応志望校の合格ラインには届いているけれど、不安なので塾で勉強したいと言う生徒。万が一落ちても県立の二次募集があるからいいもんね的な選択肢が、受験生の保険になってしまっているので、やっぱり塾には来ない。残念!
あとはコロナ禍の後遺症的経済衰退と物価高が塾離れを加速してきたのだろうと思います。じっと手をみるの心境です。はい。涙
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« Yesterday once more を聴きながら | トップページ | わんさかわんさか生きて行けばいんじゃないかな »
« Yesterday once more を聴きながら | トップページ | わんさかわんさか生きて行けばいんじゃないかな »
コメント