最近のトラックバック

« 平泉い〜はと〜ぶ音楽祭♫ | トップページ | 今年も多くの薪の材料を頂いた »

2023年11月13日 (月)

ジョン,コルトレーンの魅力

043629dd30aa44b28fbb8a38b4f185e1

一番好きなレコード(CD)は何ですかと尋ねられたら、迷うことなくジョン,コルトレーンのこの1枚を進言する。

一発目のバラッドのサックスの音で僕は完全にノックアウトだ。

音楽のジャンルを超えて、コルトレーンのサックスが魂を揺さぶってくる。なんて表現したらいいのだろう。人間の持つ欲望や哀しみや歓喜の感情をワンフレーズで打ち抜かれるとでも言ったら良いのだろうか。

いっさいの妥協を許さない音が襲ってきて、僕は慌てふためいてしまう。

ジャズが好きなのは、美しくないところだ。メロディアスな音律に頼らない無骨さと、不機嫌な精神性が逆に癒しになる。

誰だって苦しいことはある。ジャズはその苦しみを共有してくれる。だから幸せな人がジャズを奏でるとそれはジャズじゃない。素敵な音楽やカッコいい音楽で終わる。

故に金持ちのボンボンが高価なサックスを買ってきてコルトレーンを吹いても、ブラスバンドの音であって、ジャズじゃない。そのところがわからくて、音楽の道に進むと、演歌歌手のバックをやる奏者で終わる。それはそれで素晴らしいことではあるけれど。

ジャズがわからいと言う人がいる。きっとずっと幸せな人生を送ってきた人なんだろうと思う。

それと知識としてジャズを語る人がいる。何年の○○の演奏は○○の影響が色濃くて、モダンジャズの開拓期を彷彿とさせるみたいな。残念ながら一番近づきたくない人かな。笑

 

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ ⇚ぽちっと一押しの応援お願い致します。 

 

当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー

« 平泉い〜はと〜ぶ音楽祭♫ | トップページ | 今年も多くの薪の材料を頂いた »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 平泉い〜はと〜ぶ音楽祭♫ | トップページ | 今年も多くの薪の材料を頂いた »