手作りに込められた愛かな♫
どちらもハンドメイドのスピーカーだ。僕が現在納屋カフェで聞いているものは、ウーハーが低音で重厚な音を出してくれている。製作にかかった費用は4000円ほど。先日もアップさせて頂いたスマホ用のスピーカーは音好きのおじさんが作ったもので、800円で購入してきた。
手作りのいいところは、丈夫なところ。それと 壊れたら容易に直せるところかな。スピーカーに限ったことではなくて、自分で作ったものは、一番自分が知っているのでなんとでもなる。
世の中には なんでも売っている。でも自分で作ってみるという行為は、想像以上に面白い。
僕は子どもの頃から農業を手伝ってきたので、いい加減飽きてしまって還暦を前に農家を廃業した。廃業したと言っても農地があるわけで、草刈り作業に追われる日々ではある。
でも世の中には、どうしても農業がやりたくて退職を機に田舎で野菜作りや米作りを始める人がいる。農業を廃業した僕が言うのもなんだが、気持ちは良くわかる。自分で作った食材は美味しい。それになによりも安全だ。
何かを作ると言う行為は、お袈裟に言えば創造ということだ。自分が作ったものが、存在し、世の中に役だったり、何らかの影響を与えて行く。すごいことだと思う。
人間が直接手を加えて作ったものには、作り手の愛が宿る。いとしさと言ってもいいかも知れない。
これは僕の独断的妄想なのだが、大切に使用される手作りの道具なり、住まいだったり、楽器などは、それぞれが目に見えない連絡網を作って、コミニュケーションをとっているような気がする。
例えば、持ち主が居なくなってリサイクルショプに陳列された楽器が、今度来る客は本当に音楽が好きな人だからラブコールを送ってみて、なんて感じで。
僕などはそのラブコールに何度となく絡め取られ、ついつい買ってきてしまうクチで、愛の製品が教室に溢れている。

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