どこかで見た夢の続き
今回DIYした納屋カフェの玄関に用いたドアは、半世紀前に解体した茅葺き屋根の引き戸。
その引き戸の板には、僕がよちよち歩きの頃に、石ころで描いた落書きが残されていた。
今回リフォームをしていて、実は大事には至らなかったけれど、3回ほど大怪我になりそうな瞬間があった。
電動ノコギリで危うく指を切りそうになったり、梯子から転げ落ちそうになったり、自分でも肝を冷やした一瞬だった。
納屋に眠っていた古材たちが僕を守ってくれた気がする。朽ち果てる運命だった引き戸や窓や棚板が、再び再生されて喜んでくれたのかも知れない。
新型コロナ以降、塾生が半減してしまったけれど、めげずに5ヶ月間、朝仕事でDIYの改造仕事が出来たことは、僕の精神的ストレス緩和になったことは間違いなく、ジャズを愛する僕が、老後を楽しめる場所が出来たことに、わくわくしている。それ以上に妻も喜んでくれている。
どこかで見た夢の続きを、僕は懲りずに追いかけているのかも知れない。

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