芸能の光と影
近年紅白歌合戦は、ジャーニーズ一色だった。ところがNHKは今年の紅白にはジャーニーズは出さないと発表した。こう言うのを、手のひらを返すようにと言う。
タレントが売れるか売れないかは事務所の力と言われてきた。
YouTubeを閲覧していると、歌がめちゃくちゃ上手い素人さんたちがこれでもかと言うくらい登場している。だからと言って彼ら彼女らがプロになれるわけではない。
音楽事務所なり、テレビ局のデレクターの目に留まらない限り、世に出ることはなない。
じゃそれは運なのかと言うと、ある程度はそうだろうと思う。僕は運をこじ開けるのは、その人が持っている本気度や命懸けの真剣さだと思っている。
例えば、ジャニーズ事務所に入ってデビューし、スターにのしあがっていったアーチストたちは、ジャニー氏に可愛いがられようが、そうじゃなかろうが、彼らの強い意志と本気度が道を開かせたのだろうと思う。
以前にもこのブログで書いたが、ジャニー氏が少年愛者であることは、芸能界では何十年も前から周知の事実だった。今さらと言う感がある。
芸能界の権力者であり独裁者であった彼が死んだことで、禁断のダムが崩壊した。彼に群がって甘い汁を吸っていた風見鶏たちが、正義感を持ち出して、彼を罵倒する。
よくある風景ではあるが、欲望渦巻く芸能界の恥部を見せられるのはへきへきする。
テレビに出る人を偉い人だとか、凄い人だと勘違いしてしまう人は多い。作られた偶像であることに気づかない振りをしているかのような人たちも多いが、テレビによるテレビのための洗脳は留まるところを知らない。
政治にしても芸能にしても音楽にしても、出たもの勝ちと言うテレビの世界は、胡散臭さが漂って真実を覆い隠してしまう。
ジャニーズ事務所が解体しても、風見鶏たちはまた次の獲物を探し出し、消費して行く。
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