最近悟ったことがある
最近悟ったことがある。
『人生は思い通りにならないけれど、収支はうまくできている』ということ。
移り行く季節のごとく、人生にも季節が訪れる。冬の厳しさを耐える時期もあるし、初夏のような暖かい時期もある。
どん底と感じる季節をやり過ごせば、必ず光明は見えてくるものだ。失われたものは戻ってはこないかも知れないが、苦難を乗り越えた人間は違う視点から物事を見ることが出来るようになる。
幸福と言うものは一瞬で過ぎ去るが、その一瞬のために生きられるんじゃないかな。なぜって、思い出として強烈に残るからね。苦しみや悲しみは年と共に忘却され、懐かしさへと昇華されて行く。
ここ2、3年、年を取ることが嫌じゃなくなってきた。若い頃のような生々しい感情が湧いてこなくなったこともその一つだけれど、死というものに対して、明らかに自分の視点が変わってきた気がする。
毎日中・高生を教えていて思うことだけれど、彼らの圧倒的な若さの前では、僕の存在は霞がかった蜃気楼のようだ。蜃気楼なので実体がない。故に世の中のいい意味でも悪い意味でも、飛び交う濃密なエネルギーに絡め取られなくなってきた。
相手の言葉だけじゃなく、エネルギーまでもスルー出来るようになれば、一流の爺いだろうと思う。
そろそろ人生の収支決算に向けて、そろばんを弾いてみるか・・・
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