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2023年7月 1日 (土)

英語が出来なかった僕が英語教師をしている理由

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もう還暦も過ぎたので、カミングアウトしてもいいだろう。

現在まで40年以上に渡り中高生に英語を教えてきた(他の教科もだけれども)。出た大学は一応文学部の英文科。日本国内の大学ならば、ほぼほぼ全てのレベルの受験英語を指導してきた。東大や慶應、早稲田など一流どころを目指す受験生から、アルファベットが書けない高校生まで、それなりに応じて大学合格を請け負ってきた。

がしかし、やっぱり僕は英語が出来なかったコンプレックスから脱却できていない。中学時代英語が全くわからなかった。いやいやもっと酷い状況で、高1までローマ字すらまともに書けなかった。哀しい話だ。

中学の時の僕は、卓球をすることとギターを弾くことが全てであり、それが僕の唯一の生きがいだった。

家で学校の教科書を開いた記憶がないし、夏休みや冬休みの宿題をやった記憶もない。時間があれば卓球をやっているか、ギターを弾いているかで、そして休みの日は家の農家仕事をやっていた。

そんなわけだから、公立高校など受かるはずもなく、私立に落ち着いて、今度はバイクとバンドを組んで音楽の日々。ある意味自由奔放な生活が続いた。

ところが高2の春を迎え、僕に天の声が舞い降りた(笑)。『東京へ行け!』と。そうまさにあれは天の声だった。いやプレアデス星からの声だったかも知れない。

しかしである。東京で仕事を見つけるなんて言った日には、農家に長男の一人っ子として生まれた僕は、家族・親族・隣近所の親父たちからさえ、猛反対にあうのは火を見るより明らかだった。そこで岩手に戻って来ることを条件に東京の大学に行くことを納得してもらった。

そう言うことで、高校2年の春から中学1年の勉強どころか、ローマ字から勉強を開始した。中学1年のbe動詞、三人称単数、過去形動詞の否定文や疑問文がしっかり理解できるまで3ヶ月を要した。しかし不思議なもので、これらを理解した僕の英語力は、加速して行った。

ところでなぜ英語かって?当時は受験に英語がない大学なんて皆無だった。特に東京都内となると尚更だった。

大学に行くために全てを封印した。バイクもギターも酒もタバコも(笑)。あの時の高校2年生から3年生の間の僕は、修行僧そのものだった。人生の中であれほど勉強したことはなかったし、何かに取り憑かれた感じだった。きっとプレアデス星人に憑依されたのに違いない(爆笑)。

その反動で大学時代は、バイトと音楽に明け暮れてしまったが、この世で一番大切な人を見つけることが出来た。

誰かって?恥ずかしくて言えません。^_^

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