ノスタルジーというものはものに宿る一種のエネルギーなんだね
今回築60年になる藁小屋をDIYリフォームしているわけだけれど、裏玄関と表玄関に使用した引戸やドアは、この藁小屋に埃をかぶって捨て置かれていたものを再利用した。おそらく100年くらい前のものだろう。曇りガラスなどは、なんとも言えない味わいを醸し出している。
近年は古民家ブームで、明治時代や大正時代の屋敷をリフォームして、カフェやギャラリーに変身させた建物を紹介するテレビ番組や雑誌が多く見受けられる。
実は新しい家を建てるより遥かに費用がかかる。市内では古民家再生に1億円以上のお金をかけたものもあるくらいだ。ちなみに僕が再生している納屋にかかったお金は20万円弱。もちろん僕の日当は0円で計算しての話だけれど。^_^
古いものにはノスタルジーな風情が付随するものだけれど、それって使われてきた物が持つある種のエネルギーだと思うこの頃だ。
古いドアや窓を持ち上げて、設置しようとすると、そのものが生きてきた時代を感じる。さまざまな災害、戦争、冠婚葬祭など、古い家具やドアには過ぎてきた過去の残像が埋もれているのかも知れない。

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