遠い親戚より近くの先輩
薪ストーブを頂いたと言ったら、自宅周辺の切った材木をいっぱい頂き、納屋をリフォーム中と言ったら、かつて使っていた馬車の車輪をデスプレーにと持って来てくれたり、本当にありがたい先輩である。
人生を振り返ると田舎に戻って来て以来、先輩方にはずっと助けられっぱなしで、感謝に耐えない。
僕の父が56歳で亡くなって以後、農業などろくに知らない僕に多くのアドバイスをくれたり、いらないからと言っていろんな物を頂いたり、近隣の先輩方には本当にお世話になってきた。
地域の多くの役職を頂きボランティアをやってきたけれど、それ以上に地域のみなさんには助けられてきた。
農村地帯で、塾を営んだり家内がシュタイナー教育をベースにしたアトリエをやったりと、かなり異質な農家ではあるが、その異質さも含めて暖かく見守って頂いている。
自宅の玄関脇にネギが大量に置いてあったり、隣のおばあさんが肥料袋に大根を10本も持ってきてくれたり、本当にありがたい。
稲作農家を廃業して6年になる。6年前までは旅行どころか、日帰りで温泉に行くこともままならない日々だった。高校の講師をやって塾をやって米作りをやって卓球の指導なんかをやっていたら、そりゃ行けるわけがない。
正直よくぞ我が妻は離婚もせず僕について来てくれたと思う。家族サービスなどほとんど出来ない四半世紀だった。二人で温泉に出かけるようになれたのは本当につい最近である。
この春は納屋のリフォームに明け暮れて、また家族をほったらかしにしているけれど・・・
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 人類史上最大の洗脳 | トップページ | 花物語 »
« 人類史上最大の洗脳 | トップページ | 花物語 »
コメント