築60年になる藁小屋のDIY も4週目に突入
藁小屋のDIYも天気に恵まれ順調に進んでいる。高校の春休みもあと少し。なんとかおおまかなところは形を成してきた。人生最大のDIY であり、おそらく人生最後のDIY であるだろうと思う。3年前の薪ストーブの設置以来のDIY であるが、途方もない労力と時間が費やされている。ちなみにかかった費用は材木代と釘代くらい。体力勝負のリフォームである。
日々大工仕事をやってきて思うことなのだが、建物を修復する作業と受験指導というのは似ているところがある。
年数を経て弱くなった箇所を補強しながら、建物全体のバランスを整えて行く作業はまさに受験指導と同じ。唐突に思えるかも知れないが、弱点の補強は得意科目との兼ね合いを探りながら、バランスを考えなければならない。
苦手な弱い箇所だけをやっていると、生徒はやる気を喪失する。本来の得意科目までが失速しかねない。リフォームも同様に腐りかけた部位だけに集中していると、丈夫な柱が歪み始める。
古い建物には古い建材がしっくり来る。新しい建材は伸縮が激しく建物を歪ませてしまう。受験勉強も使い込んだ参考書がしっくり来る。受験近くなって手に取る新刊の問題集や参考書は、新しい知識を示してはくれるが、焦りと自信喪失を招きかねない。気をつけるべし。
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