世界が終わっても残り続けるもの
僕らの文明は地球の歴史を考えれば、瞬きした一瞬の世界だ。膨張し続ける宇宙銀河の端っこで、何者かの意思と、偶然の重なりで発生した我々人類。
生きる規範を宗教やイデオロギーに委ね、欲望と諦観のせめぎ合いの中で人生を歩み、進化と言う幻想を追い続けてきた。
自己保存の欲望に抗しきれず、戦争や略奪を繰り返す愚かな生き物ではあるけれど、我々の本質を見抜いている傍観者には逆らえないようだ。
その傍観者を神と呼ぼうが超知的生命体と呼ぼうが構わないのだが、常に自分達の精神的な拠り所を求めて止まない我々は、自己の存在意義に自信がないのかもしれない。
この世界が終焉しても、我々の本質は激変しないだろう。何度も滅んできた文明の残骸の中で、また文明を築いて行くのだろうと思う。新たな傍観者を道連れにして。
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